翻訳 — Tafsir
### 語句の意味
- ظَلَمَ(ザラマ):自らを害する行い、すなわち罪を犯すこと。
- بَدَّلَ(バッダラ):置き換える、変えること。
- حُسْنًا(フスナン):善行、良い行い。
- سُوءٍ(スーイ):悪、罪。
- غَفُورٌ رَّحِيمٌ(ガフールン・ラヒーム):よく赦す方、慈愛深い方。
### 解説
この聖句は、先の節で預言者ムーサー(モーセ)に対するアッラーの呼びかけと、彼が感じた恐怖について述べられた後、その恐怖を和らげるために下されたものです。アッラーはムーサーに対し、「私のもとでは、使徒として遣わされた者たちは恐れることはない」と告げた後、この節で例外を示しています。
すなわち、「しかし、自らに対して不正を働いた者(罪を犯した者)は別である。だが、その者が罪を犯した後に悔い改め、悪を善に置き換えるならば、われは実に赦し深く、慈愛深いのである」という意味です。
この節の「しかし」という表現は、前の節で述べられた「恐れることはない」という言葉からの例外を示しています。つまり、罪を犯した使徒たちは一時的に恐怖を感じるかもしれませんが、悔い改めて善行に転じるならば、アッラーはその罪を赦し、恐怖を取り除いてくださるということです。
この節は、ムーサーが杖を投げた時にそれが蛇となって動いたのを見て恐怖し、逃げ出した出来事に関連しています。アッラーは彼に、このような状況でも悔い改める者には赦しがあることを伝え、彼の心を落ち着かせたのです。
### この節から得られる教訓と導き
- アッラーの赦しは広大である:どれほど大きな罪を犯しても、誠実に悔い改めて善行に転じるならば、アッラーは必ず赦してくださいます。絶望してはなりません。
- 悔い改めの扉は常に開かれている:罪を犯した後でも、悪を善に置き換えることで、アッラーの慈愛と赦しを得ることができます。
- 恐怖からの解放:罪を悔い改めた者は、アッラーの前で恐れる必要がありません。真摯な悔い改めは心の平安をもたらします。
- イスラームの本質は希望と慈愛:この節は、イスラームが絶望の宗教ではなく、常に赦しと慈愛への道を開いていることを示しています。どのような状況でも、アッラーの慈悲に希望を持つことが大切です。
📜 節 9-13 — スーラ アン・ナムル
翻訳 — アン・ナムル 11
スーラ アン・ナムル 節 11 - 読む, 聴く, 翻訳, 日本語 : 悪を行った者は別だがそれでも,その後,悪の代りに善を行う者は(恐れることはない)。本当にわれは覚容にして慈悲深き者である。スーラ 節 11/93 — スーラ アン・ナムル النمل (Meccan). 読む 聴く 翻訳 (日本語). 聴く: スーラ アン・ナムル 聴く, スーラ アン・ナムル 翻訳, スーラ アン・ナムル mp3, スーラ アン・ナムル pdf. 節 9–13. 日本語意味: 한국어.
クルアーン
Monday, September 7, 2026
Don't forget us in your sincere prayers








