アル・カマル · 17/55
翻訳 ローマ字 — スーラ アル・カマル
وَلَقَدْ يَسَّرْنَا الْقُرْآنَ لِلذِّكْرِ فَهَلْ مِن مُّدَّكِرٍ ۝١٧
Wa laqad yassamal Quraana liz zikri fahal mimmuddakir
📖 日本語意味
本当にわれは,クルアーンを易しく説き明した。さあ,誰か悟る者があるか。

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翻訳 — Tafsir

語句の解説:

  • يَسَّرْنَا:容易にした、簡便にした。
  • الذِّكْر:教訓、戒め、また、暗唱・記憶すること。
  • مُدَّكِر:教訓を受け入れる者、深く心に留めて戒めとする者。

解釈:

われわれ(アッラー)は、このクルアーンを、読誦・暗記・理解・熟慮のいずれにおいても、教訓を得ようと望む者にとって容易なものとしたのである。すなわち、その言葉は暗唱しやすく、その意味は理解しやすく、その教訓は心に刻みやすいものとしたのである。そして、このような容易さを与えた上で、アッラーは「さあ、教訓を受け入れる者があるか」と、人々に呼びかけ、クルアーンを読み、その教訓を心に留め、そこに含まれる警告や教えに従って行動するよう促している。この呼びかけは、クルアーンの教訓を記憶し、そこに含まれる戒めや知識、導きを常に心に留めておくことへの強い奨励である。

この節から得られる教訓と益:

  • クルアーンは、アッラーの計らいによって、読誦・暗記・理解が容易にされている。これは、すべての人がクルアーンに親しみ、そこから導きを得ることを望まれた、アッラーの限りない慈愛の現れである。
  • アッラーは、クルアーンを容易にしただけでなく、それを学び、教訓を得るよう、自ら人々に呼びかけている。これは、クルアーンの学習と実践が、いかに重要な行為であるかを示している。
  • クルアーンは、単に読むための書物ではなく、人生の指針であり、そこには数多くの教訓と知恵が含まれている。それゆえ、クルアーンを読む際には、その意味を熟考し、教訓を心に刻むことが求められる。
  • この節は、クルアーンの暗記と学習の容易さを強調しており、年齢や能力に関わらず、誰でもクルアーンを学び、記憶することができるという希望を与えている。実際、多くの非アラブ人信徒が、アラビア語を母語としないにもかかわらず、クルアーンを暗記していることは、この約束の真実性を証明している。
  • クルアーンの教訓を受け入れることは、個人の精神的向上と、社会の道徳的改善につながる。この節は、読者に「あなたは、この教訓を受け入れる者となるのか」と問いかけ、自己の信仰と実践を見つめ直す機会を与えている。


📜 節 15-19 — スーラ アル・カマル

15وَلَقَد تَّرَكْنَاهَا آيَةً فَهَلْ مِن مُّدَّكِرٍ
われはこれを一つの印として残した。さて誰か悟ろ者はあるか。
16فَكَيْفَ كَانَ عَذَابِي وَنُذُرِ
さあわが懲罰と戒めとはどうであったか。
17وَلَقَدْ يَسَّرْنَا الْقُرْآنَ لِلذِّكْرِ فَهَلْ مِن مُّدَّكِرٍ
本当にわれは,クルアーンを易しく説き明した。さあ,誰か悟る者があるか。
18كَذَّبَتْ عَادٌ فَكَيْفَ كَانَ عَذَابِي وَنُذُرِ
アード(の民)も(真理を)虚偽であるとした。それでわが懲罰と戒めとはどうであったか。
19إِنَّا أَرْسَلْنَا عَلَيْهِمْ رِيحًا صَرْصَرًا فِي يَوْمِ نَحْسٍ مُّسْتَمِرٍّ
われは災厄の打ち続く日に,かれらに対し荒れ狂う風を送った。
アル・カマルクルアーン目次
55
MeccanRevelation
17

翻訳 — アル・カマル 17

スーラ アル・カマル 節 17 - 読む, 聴く, 翻訳, 日本語 : 本当にわれは,クルアーンを易しく説き明した。さあ,誰か悟る者があるか。

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クルアーン


Monday, September 7, 2026

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