アル・ムッダッシル · 40/56
翻訳 ローマ字 — スーラ アル・ムッダッシル
فِي جَنَّاتٍ يَتَسَاءَلُونَ ۝٤٠
Fee jannaatiny yata saaa`aloon
📖 日本語意味
(かれらは)楽園の中にいて,互いに尋ね合うであろう。

🎧 聴く
📜

翻訳 — Tafsir

語句の解説:

  • جَنَّاتٍ(ジャンナート): 楽園、果樹園。複数形で、その広大さと多様さを示す。
  • يَتَسَاءَلُونَ(ヤタサーアルーン): 互いに尋ね合う、問いかける。

解釈:

この一節は、前の文脈(第38-39節)で述べられた「各人は自分の行いに対して抵当に入れられ、右翼の徒(信仰者)だけがその束縛から解放される」という内容を受けて、その信仰者たちの行き先と状態を描写しています。

すなわち、アッラーに忠実であった信仰者たちは、その見返りとして、言葉では表現し尽くせないほど美しい楽園に入るのです。彼らはそこで安らぎと喜びに満たされ、互いに語り合い、尋ね合います。その尋ね合う内容は、次の節(第41節)で明らかになるように、地獄に落とされた罪人たちについてです。彼らは自分たちが救われたことへの感謝と、迷った者たちの末路への驚きをもって、その状況を語り合うのです。

この「يَتَسَاءَلُونَ」は単なる雑談ではなく、信仰者同士が互いの救いを確証し合い、アッラーの恩恵を讃え合う、深い意味を持つ対話です。彼らは楽園の至福の中で、過去の艱難辛苦を振り返りながら、アッラーの慈悲と導きを互いに確認し合うのです。

導き出される教訓と益:

  1. 現世での信仰と善行は、来世における永遠の安寧と幸福の鍵である。この一節は、真摯に信仰し善行に励む者には、必ずやアッラーの報奨が待っているという希望を与えます。
  2. 楽園は単なる快楽の場ではなく、信仰者同士の交わりと喜びの共有がある場所です。イスラームは個人主義ではなく、共同体としての喜びと感謝を重視する宗教であることが分かります。
  3. 信仰者たちが楽園で罪人たちのことを尋ね合うという描写は、救われた者たちが決して傲慢になるのではなく、迷える者たちへの哀れみと教訓としての意識を持ち続けることを示しています。これは、私たちが現世においても、他者の状況に無関心ではなく、常に慈愛と教訓の心を持つべきことを教えています。
  4. この一節は、アッラーの約束は真実であり、信仰者の努力は決して無駄にならないという確信を与えます。日々の祈りと善行が、やがて永遠の楽園という形で実を結ぶという希望を持って、現世を歩む力となります。


📜 節 38-42 — スーラ アル・ムッダッシル

38كُلُّ نَفْسٍ بِمَا كَسَبَتْ رَهِينَةٌ
それぞれの魂は,その行ったことに対し,(アッラーに)担保を提供している。
39إِلَّا أَصْحَابَ الْيَمِينِ
右手の仲間は別である。
40فِي جَنَّاتٍ يَتَسَاءَلُونَ
(かれらは)楽園の中にいて,互いに尋ね合うであろう。
41عَنِ الْمُجْرِمِينَ
罪を犯した者たちに就いて,
42مَا سَلَكَكُمْ فِي سَقَرَ
「何が,あなたがたを烈火の中に導いたのですか。」と。
アル・ムッダッシルクルアーン目次
56
MeccanRevelation
40

翻訳 — アル・ムッダッシル 40

スーラ アル・ムッダッシル 節 40 - 読む, 聴く, 翻訳, 日本語 : (かれらは)楽園の中にいて,互いに尋ね合うであろう。

スーラ 節 40/56 — スーラ アル・ムッダッシル المدثر (Meccan). 読む 聴く 翻訳 (日本語). 聴く: スーラ アル・ムッダッシル 聴く, スーラ アル・ムッダッシル 翻訳, スーラ アル・ムッダッシル mp3, スーラ アル・ムッダッシル pdf. 節 38–42. 日本語意味: 한국어.




クルアーン


Monday, September 7, 2026

Don't forget us in your sincere prayers