翻訳 — Tafsir
語句の解説
- أَذْهَبَ:「取り除いた」「消し去った」という意味。
- الْحَزَنَ:「悲しみ」「憂い」のこと。現世での苦労や、来世に対する恐れ、罪への不安など、あらゆる悲しみの原因を指す。
- لَغَفُورٌ:「本当に寛容に赦すお方」という意味で、罪を赦すことにおいて完全であることを示す。
- شَكُورٌ:「よく報いるお方」という意味で、わずかな善行にも大きな報いを与え、感謝されるお方。
解説
楽園の民は、永遠の安住の地である楽園に入った後、こう言う。「全ての称賛はアッラーに属する。私たちから悲しみを取り除いてくださったお方に」。彼らが「悲しみ」と呼ぶものには、現世での苦難や試練、死への恐怖、そして何よりも罪のゆえに罰を受けるのではないかという不安など、あらゆる憂いが含まれている。アッラーはそれらを全て取り除き、彼らを完全な安らぎと喜びの境地に置いてくださったのである。
続けて彼らは言う。「本当に私たちの主は、よく赦し、よく報いてくださるお方である」。ここで彼らは、自分たちが楽園に入れたのは自分たちの功績によるものではなく、主の寛容な赦しと豊かな報いによるものであることを認めている。アッラーは罪を犯した者たちの悔悟を受け入れて赦し、彼らのわずかな善行さえも受け入れて、それを何倍にも増やして報いてくださったのである。そして、彼らを楽園へと導き入れたのも、アッラーの恵みによるものであり、そこではもはや疲労も苦痛も彼らに触れることはない。
導き出される教訓と益
- 楽園の民の言葉から学ぶ感謝の姿勢:彼らは楽園に入った瞬間、まず「アルハムドゥリッラー(全ての称賛はアッラーに)」と言った。これは、いかなる状況にあっても、まずアッラーへの感謝を忘れないことが信仰者の美徳であることを教えている。
- 悲しみの本質:現世における悲しみや苦難は一時的なものであり、信仰者にとって最終的な救済は来世にある。この世の試練に打ちひしがれることなく、アッラーの約束に希望を託すことが大切である。
- アッラーの二つの美名「ガフール(よく赦すお方)」と「シャクール(よく報いるお方)」:この二つの名は、アッラーが罪を赦すと同時に、善行に対して豊かに報いてくださることを示している。これにより、罪に絶望することなく、また善行を軽んじることなく、希望と努力を持って信仰生活を送ることができる。
- 楽園への入場はアッラーの恵みによる:自分の行いだけを誇るのではなく、全てはアッラーの恵みと慈悲によるものであると謙虚に認識することが、真の信仰者の姿勢である。この謙虚さこそが、アッラーのさらなる恵みを引き寄せるのである。
📜 節 32-36 — スーラ ファーティル
翻訳 — ファーティル 34
スーラ ファーティル 節 34 - 読む, 聴く, 翻訳, 日本語 : かれらは言う。「アッラーを讃えます。わたしたちから(凡て)の苦悩を取り除いて下された御方。わたしたちの主は,度々赦される御方,(奉仕を)十分に認められる御方です。スーラ 節 34/45 — スーラ ファーティル فاطر (Meccan). 読む 聴く 翻訳 (日本語). 聴く: スーラ ファーティル 聴く, スーラ ファーティル 翻訳, スーラ ファーティル mp3, スーラ ファーティル pdf. 節 32–36. 日本語意味: 한국어.
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Monday, September 7, 2026
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