翻訳 — Tafsir
言葉の意味
- 「اسْكُنْ」:住みなさい
- 「الْجَنَّةَ」:楽園(天国)
- 「مِنْ حَيْثُ شِئْتُمَا」:あなた方二人が望む所から
- 「وَلَا تَقْرَبَا」:近づいてはならない(「食べるな」よりも強い禁止表現で、接近そのものを禁じている)
- 「الشَّجَرَةَ」:その木(アッラーが特定して示した木)
- 「الظَّالِمِينَ」:自分自身を損なう者たち、アッラーの掟を越える者たち
解釈
アッラーはアーダム(アダム)に対し、「アーダムよ、あなたとあなたの妻(ハウワー/イブ)は楽園に住みなさい」とお命じになりました。そして、「楽園の果実を、あなた方二人が望む所から、自由に食べなさい」と広く許可を与えられました。しかし、その一方で明確に一つの禁じられた木を指定し、「この木に近づいてはならない。もし近づいて(その実を)食べれば、あなた方二人はアッラーの掟を破り、自分自身を損なう不正な者となってしまう」と警告されました。
ここで注目すべきは、アッラーが「食べるな」ではなく「近づくな」とおっしゃった点です。これは、禁じられた物事にはその入り口やきっかけとなる行為にも近づかないよう教える、深い知恵を含んでいます。アーダムとその妻は、この時点では楽園の豊かな恵みの中で何不自由なく暮らしており、この禁じられた木だけが唯一の試練として課されていたのです。
この御言葉から得られる教訓と導き
- アッラーの恩恵の広大さ:アッラーは人間に対して、ほぼ全てのものを自由に享受することを許されています。禁じられたものはごく僅かであり、これはアッラーの慈悲の広さを示しています。イスラームは決して窮屈な宗教ではなく、合法なものの中で豊かに生きることを推奨しています。
- 禁じられたものへの接近を避けることの大切さ:「近づくな」という表現は、罪そのものだけでなく、罪に繋がりかねない状況やきっかけからも遠ざかることを教えています。これは現代社会においても、誘惑の多い環境から自らを守るための実践的な知恵です。
- 人間の自由意志と責任:アーダムには選択の自由が与えられていました。アッラーは人間を盲目的に従う存在としてではなく、自らの選択によって成長し、その結果に責任を持つ存在として創造されました。この自由意志こそが人間の尊厳の源です。
- 過ちからの回復の可能性:この後、アーダムは過ちを犯しますが、悔悟してアッラーに赦しを乞い、赦されます。これは、人間が過ちを犯しても、誠実に悔い改めればアッラーの慈悲は常に開かれているという希望のメッセージです。イスラームは絶望の宗教ではなく、常に立ち直りの機会を与える宗教なのです。
- 従順の美徳:アッラーへの従順は、人間を真の幸福へと導きます。逆に、禁じられたものへの欲望に従うことは、結局のところ自分自身を損なうことになると、この御言葉は明確に示しています。
📜 節 17-21 — スーラ アル・アアラーフ
翻訳 — アル・アアラーフ 19
スーラ アル・アアラーフ 節 19 - 読む, 聴く, 翻訳, 日本語 : (それからアーダムに仰せられた。) 「アーダムよ,あなたとあなたの妻は楽園に住み,随所であなたがた(の好むものを)食べなさい。只この樹に近付いて不義を犯してはならない。」スーラ 節 19/206 — スーラ アル・アアラーフ الأعراف (Meccan). 読む 聴く 翻訳 (日本語). 聴く: スーラ アル・アアラーフ 聴く, スーラ アル・アアラーフ 翻訳, スーラ アル・アアラーフ mp3, スーラ アル・アアラーフ pdf. 節 17–21. 日本語意味: 한국어.
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Monday, September 7, 2026
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