アル・アラク · 7/19
翻訳 ローマ字 — スーラ アル・アラク
أَن رَّآهُ اسْتَغْنَىٰ ۝٧
Ar-ra aahus taghnaa
📖 日本語意味
自分で何も足りないところはないと考えている。

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翻訳 — Tafsir

語句の意味:

  • أَن رَّآهُ:「〜を、自分が〜と見なすこと」の意。ここでの「رأى」は「知る・認識する」という意味。
  • اسْتَغْنَىٰ:「富み、満ち足りる」「他人や神から独立したと感じる」こと。

解説:

この節は、人間が富や地位、権力などを手にすると、自らが満ち足りた存在であると思い込み、アッラーの命令や掟に背いてしまう性質を持つことを述べています。人間は、自分には何も欠けるものがないと錯覚したとき、高慢になり、真理を受け入れず、他者を軽んじ、神の法を越境するようになります。この「استغنى(富み満ち足りること)」の感覚は、物質的な豊かさだけでなく、知識や権力、社会的地位など、あらゆる形で現れ得るものです。このような思い上がりこそが、人間を神への服従から遠ざける根本的な原因であると、この節は警告しています。そして、そのような者も最終的にはアッラーの御許へと帰り、その行いに応じた報いを受けることになります。

導きの教訓:

この節から、私たちは以下の重要な教訓を得ることができます。

  1. 真の豊かさは心の謙虚さにある:物質的な富や地位は、それ自体が悪いのではなく、それによって慢心し、神を忘れることが問題です。真の満足は、心が神とのつながりに安らぎを見出すことにあります。
  2. 自己過信の危険性:自分は十分に満たされているという感覚は、自己成長を止め、他者への思いやりを失わせます。常に自分を省みる謙虚さが、信仰者には求められます。
  3. 全てのものは神からの預かり物:富や能力は、自分の功績ではなく、神からの恩恵です。その恩恵に感謝し、他者のために用いることが、真の信仰者の姿です。
  4. 最終的な帰還の自覚:いかに富み栄えても、最終的な帰還先はアッラーの御許です。この世での行いが、来世での永遠の運命を決めるという自覚が、人間を正しい道へと導きます。


📜 節 5-9 — スーラ アル・アラク

5عَلَّمَ الْإِنسَانَ مَا لَمْ يَعْلَمْ
人間に未知なることを教えられた御方である。」
6كَلَّا إِنَّ الْإِنسَانَ لَيَطْغَىٰ
いや,人間は本当に法外で,
7أَن رَّآهُ اسْتَغْنَىٰ
自分で何も足りないところはないと考えている。
8إِنَّ إِلَىٰ رَبِّكَ الرُّجْعَىٰ
本当にあなたの主に(凡てのものは)帰されるのである。
9أَرَأَيْتَ الَّذِي يَنْهَىٰ
あなたは,阻止する者を見たか,
アル・アラククルアーン目次
19
MeccanRevelation
7

翻訳 — アル・アラク 7

スーラ アル・アラク 節 7 - 読む, 聴く, 翻訳, 日本語 : 自分で何も足りないところはないと考えている。

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Monday, September 7, 2026

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