アル・バカラ · 89/286
翻訳 ローマ字 — スーラ アル・バカラ
وَلَمَّا جَاءَهُمْ كِتَابٌ مِّنْ عِندِ اللَّهِ مُصَدِّقٌ لِّمَا مَعَهُمْ وَكَانُوا مِن قَبْلُ يَسْتَفْتِحُونَ عَلَى الَّذِينَ كَفَرُوا فَلَمَّا جَاءَهُم مَّا عَرَفُوا كَفَرُوا بِهِ ۚ فَلَعْنَةُ اللَّهِ عَلَى الْكَافِرِينَ ۝٨٩
Wa lammaa jaaa`ahum Kitaabum min `indil laahi musaddiqul limaa ma`ahum wa kaanoo min qablu yastaftihoona `alal lazeena kafaroo falammaa jaaa`ahum maa `arafoo kafaroo bih; fala `natul laahi `alal kaafireen
📖 日本語意味
(今)アッラーの御許から啓典(クルアーン)が下されて,かれらが所持していたものを更に確認出来るようになったが,――以前から不信心の者に対し勝利を御授け下さいと願っていたにも拘らず――心に思っていたものが実際に下ると,かれらはその信仰を拒否する。アッラーの誕責は必ず不信心者の上に下るであろう。

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翻訳 — Tafsir

言葉の意味

  • کِتَابٌ: 書物。ここではクルアーンを指す。
  • مُصَدِّقٌ: 以前に下された啓典(トーラー)を確証し、その正しさを裏付けるもの。
  • یَسْتَفْتِحُونَ: 勝利を求める、助けを祈願する。
  • لَعْنَةُ اللَّهِ: アッラーからの慈悲の排除と呪い。

解釈

ユダヤ教徒たちのもとに、アッラーのもとから一冊の書物(クルアーン)が下された。それは彼らの手元にあるトーラーを確証し、その根本的な教えと一致するものであった。それ以前、彼らはこの預言者(ムハンマド)の出現を待ち望み、アラブの多神教徒たちに対して「終末の時代に遣わされる預言者が近づいた。我々は彼を信じて従い、彼と共にあなたがたと戦うだろう」と言って、勝利を祈願していた。

しかし、実際に彼らがよく知っている預言者(ムハンマド)が、彼らの啓典に記された特徴と一致する形で遣わされ、クルアーンが下された時、彼らは妬みと高慢から、それを信じず拒否した。彼らは真理を認識しながらも、それを受け入れなかったのである。アッラーの呪いが、アッラーとその使徒を信じない者たちの上に下るのである。

導きと教訓

  1. 真理は、それが自分の望む形や都合に合わないからといって拒否してはならない。ユダヤ教徒たちは預言者を待ち望んでいたにもかかわらず、彼が自分たちの民族から出なかったために拒絶した。真理への服従は、私欲や偏見を超えたところに成立する。
  2. 知識と認識は、それだけでは救済をもたらさない。彼らは預言者の特徴をよく知っていたが、その知識が彼らを益することはなかった。知識は実践と結びついて初めて価値を持つ。
  3. 妬み(ハサド)は、人間を真理から遠ざける最も危険な病の一つである。信仰者は、他者に与えられた恩恵に対して心を清め、妬みから遠ざかるべきである。
  4. クルアーンはそれ以前の啓典を確証するものであり、矛盾するものではない。イスラームは全預言者の教えの完成形であり、人類に対するアッラーの慈悲の最終形である。
  5. アッラーの呪いは、真理を認識しながらも、それを拒否し続ける者たちに対して下る。これは、信仰の道から逸れないための重大な警告である。


📜 節 87-91 — スーラ アル・バカラ

87وَلَقَدْ آتَيْنَا مُوسَى الْكِتَابَ وَقَفَّيْنَا مِن بَعْدِهِ بِالرُّسُلِ ۖ وَآتَيْنَا عِيسَى ابْنَ مَرْيَمَ الْبَيِّنَاتِ وَأَيَّدْنَاهُ بِرُوحِ الْقُدُسِ ۗ أَفَكُلَّمَا جَاءَكُمْ رَسُولٌ بِمَا لَا تَهْوَىٰ أَنفُسُكُمُ اسْتَكْبَرْتُمْ فَفَرِيقًا كَذَّبْتُمْ وَفَرِيقًا تَقْتُلُونَ
こうしてわれはムーサーに啓典を授け,使徒たちにその後を継がせた,またわれはマルヤムの子イーサーに,明証を授け,更に聖霊でかれを強めた。それなのにあなたがた(ユダヤ人たち)は,使徒が自分たちの心にそわないものを(西?)す度に,倣慢になった。ある者を虚言者呼ばわりし,またある者を殺害した。
88وَقَالُوا قُلُوبُنَا غُلْفٌ ۚ بَل لَّعَنَهُمُ اللَّهُ بِكُفْرِهِمْ فَقَلِيلًا مَّا يُؤْمِنُونَ
かれらは「わたしたちの心は覆われている」と言う。そうではない,アッラーはかれらをその冒(濳?)のために見限られたのである。したがって信仰に入る者は極く希である。
89وَلَمَّا جَاءَهُمْ كِتَابٌ مِّنْ عِندِ اللَّهِ مُصَدِّقٌ لِّمَا مَعَهُمْ وَكَانُوا مِن قَبْلُ يَسْتَفْتِحُونَ عَلَى الَّذِينَ كَفَرُوا فَلَمَّا جَاءَهُم مَّا عَرَفُوا كَفَرُوا بِهِ ۚ فَلَعْنَةُ اللَّهِ عَلَى الْكَافِرِينَ
(今)アッラーの御許から啓典(クルアーン)が下されて,かれらが所持していたものを更に確認出来るようになったが,――以前から不信心の者に対し勝利を御授け下さいと願っていたにも拘らず――心に思っていたものが実際に下ると,かれらはその信仰を拒否する。アッラーの誕責は必ず不信心者の上に下るであろう。
90بِئْسَمَا اشْتَرَوْا بِهِ أَنفُسَهُمْ أَن يَكْفُرُوا بِمَا أَنزَلَ اللَّهُ بَغْيًا أَن يُنَزِّلَ اللَّهُ مِن فَضْلِهِ عَلَىٰ مَن يَشَاءُ مِنْ عِبَادِهِ ۖ فَبَاءُوا بِغَضَبٍ عَلَىٰ غَضَبٍ ۚ وَلِلْكَافِرِينَ عَذَابٌ مُّهِينٌ
災いは,かれらが自分の魂を売ったことにある。かれらがアッラーの下された啓典を信じないのは,アッラーがよいとされたしもベ(ムハンマド)に,下された恩恵を嫉むためである。それでかれらは,かれの怒りの上に怒りを招いた。不信心者は恥ずべき懲罰を受けるであろう。
91وَإِذَا قِيلَ لَهُمْ آمِنُوا بِمَا أَنزَلَ اللَّهُ قَالُوا نُؤْمِنُ بِمَا أُنزِلَ عَلَيْنَا وَيَكْفُرُونَ بِمَا وَرَاءَهُ وَهُوَ الْحَقُّ مُصَدِّقًا لِّمَا مَعَهُمْ ۗ قُلْ فَلِمَ تَقْتُلُونَ أَنبِيَاءَ اللَّهِ مِن قَبْلُ إِن كُنتُم مُّؤْمِنِينَ
かれらに向かって,「あなたがたは,アッラーが下されたものを信じなさい。」と言われると,かれらは,「わたしたち(ユダヤ人)は,わたしたちに下されたものを信じる。」と言う。それ以外のものは,仮令かれらが所持するものを確証する真理でさえも信じない。言ってやるがいい。「あなたがたがもし信者ならば,何故以前アッラーの預言者たちを殺害したのか。」
アル・バカラクルアーン目次
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MedinanRevelation
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翻訳 — アル・バカラ 89

スーラ アル・バカラ 節 89 - 読む, 聴く, 翻訳, 日本語 : (今)アッラーの御許から啓典(クルアーン)が下されて,かれらが所持していたものを更に確認出来るようになったが,――以前から不信心の者に対し勝利を御授け下さいと願っていたにも拘らず――心に思っていたものが実際に下ると,かれらはその信仰を拒否する。アッラーの誕責は必ず不信心者の上に下るであろう。

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クルアーン


Monday, September 7, 2026

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