アル・キヤーマ · 4/40
翻訳 ローマ字 — スーラ アル・キヤーマ
بَلَىٰ قَادِرِينَ عَلَىٰ أَن نُّسَوِّيَ بَنَانَهُ ۝٤
Balaa qaadireena `alaaa an nusawwiya banaanah
📖 日本語意味
いや,われはかれの指先(の骨)まで揃えることが出来るのである。

🎧 聴く
📜

翻訳 — Tafsir

語句の意味

  • بَلَىٰ: いや、そうである(否定に対する肯定の返答)。
  • قَادِرِينَ: 能力を持つ者たちとして(私たちは)。
  • نُسَوِّيَ: 整える、等しくする、完全な形に作り直す。
  • بَنَانَهُ: 彼の指先(指の先端部分)。

解釈

この節は、前の節で「人間は骨が朽ち果てた後、再び集められることはない」と主張する不信仰者への直接的な応答です。アッラーはこう言われます。「いや、そうではない。われわれは彼の骨を集めるだけでなく、さらにその指先までも完全に元通りに整える力を持っているのである。」

人間の指先は、体の中でも最も繊細で複雑な構造を持つ部分の一つです。指紋の細かな模様や、指の関節の微妙な動きは、まさに創造主の完全な技術を示しています。もしアッラーが、これほど精緻に作られた指先を、死後に再び元の形に復元できると宣言されるならば、骨を集めることなど、いとも容易いことです。

また、ある解釈では「指先を整える」とは、指を平らで均一な形(例えばラクダの蹄のような形)に変える力も持っているという意味も含まれます。つまり、アッラーは人間を元の形に戻すことも、全く異なる形に変えることも、思いのままにできる絶対的な力の持ち主であることを示しています。

さらに現代の解釈では、この節は指紋の独自性に言及しているとも考えられます。各人間の指紋は完全にユニークであり、これは復活の日に各人が正確に特定され、その行いに応じて報いを受けることの証明とされています。


この節から得られる教訓と導き

  1. アッラーの全能性への確信: 人間の骨を集め、指先を元通りにすることは、アッラーにとっては容易いことです。このことを深く考えれば、復活の日を疑う心は消え去り、心に確信が生まれます。
  2. 創造の精緻さへの瞑想: 自分の指先を見つめ、その複雑で完璧な構造を観察することは、創造主の偉大さを認識する入り口となります。指先一つにも無限の知恵が込められているのです。
  3. 復活への準備: この節は、私たちが必ず再び生き返り、自分の行いに対して問われることを強く示唆しています。この世での生活が一時的なものであり、永遠の世界への旅路の一部であることを自覚させられます。
  4. 希望と畏怖のバランス: アッラーの力は完全であり、その約束は必ず実現します。この確信は、罪を悔い改めて正しい道に戻る希望を与え、同時に、アッラーの前で自分の行いに責任を持つという畏怖の心を育てます。
  5. 科学との調和: 現代科学が発見した指紋の独自性は、1400年以上前に啓示されたこの節の深い意味を裏付けており、クルアーンが全時代の人間に向けられた真理であることを示しています。


📜 節 2-6 — スーラ アル・キヤーマ

2وَلَا أُقْسِمُ بِالنَّفْسِ اللَّوَّامَةِ
また,自責する魂において誓う。
3أَيَحْسَبُ الْإِنسَانُ أَلَّن نَّجْمَعَ عِظَامَهُ
人間は,われがかれの骨を集められないと考えるのか。
4بَلَىٰ قَادِرِينَ عَلَىٰ أَن نُّسَوِّيَ بَنَانَهُ
いや,われはかれの指先(の骨)まで揃えることが出来るのである。
5بَلْ يُرِيدُ الْإِنسَانُ لِيَفْجُرَ أَمَامَهُ
だが人間は,かれの御前(の生活)においても,罪を犯すことを望む。
6يَسْأَلُ أَيَّانَ يَوْمُ الْقِيَامَةِ
かれは,「復活の日はいつか。」と問う。
アル・キヤーマクルアーン目次
40
MeccanRevelation
4

翻訳 — アル・キヤーマ 4

スーラ アル・キヤーマ 節 4 - 読む, 聴く, 翻訳, 日本語 : いや,われはかれの指先(の骨)まで揃えることが出来るのである。

スーラ 節 4/40 — スーラ アル・キヤーマ القيامة (Meccan). 読む 聴く 翻訳 (日本語). 聴く: スーラ アル・キヤーマ 聴く, スーラ アル・キヤーマ 翻訳, スーラ アル・キヤーマ mp3, スーラ アル・キヤーマ pdf. 節 2–6. 日本語意味: 한국어.




クルアーン


Monday, September 7, 2026

Don't forget us in your sincere prayers